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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


振り向かない姫凪ちゃんに
次の声を掛けようとしたのと
ほぼ同時

「あ…」 
『…あの…ゴメンナサイ…
さっきは取り乱して…
あぁいう事されるの…苦手で…!』

姫凪ちゃんが
勢い良く口を回す

「…先に謝らないでクダサイ!
なんか凄い出遅れ感…てゆっか!
悪いの俺だからな!
姫凪ちゃん悪くないから
えっと…その…ゴメン。
オヤツ、食わねぇ?
研磨がゲームしてるから
二人…で、だけども…」

恐る恐るオヤツのお盆を差し出すと

『あ、はい…。
いただきます…』

ペコリと頭を下げて
それを受け取ってくれた

予想では警戒心バリバリで
もう口も聞いて貰えないんじゃないかって
焦ってただけに
姫凪ちゃんの態度は意外だった

まさか、彼氏よりドキドキさせちゃった?!
俺にグラついちゃったり…

「…隣、に座っても?」

『…いや…えっと、前で…』

「デスヨネ」

しないよねェ…まぁ、当たり前か。
そんなに巧く行くなら苦労はしないよなァ
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