白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第3章 消せない昔、消えない今(前)
刺さり続ける言葉達の中
「無理!繋げる!」
"今日で終わり"に身体が反応する
「だーから!そこが原始人!!
また勢いで乗り込んで押し倒す気?
とりあえず深呼吸して
これ食べて落ち着いてから謝りなよ
オヤツ持って行ってさ」
自分の分だけ軽くしたお盆と
お気に入りのメロンソーダの飴を
俺に押し付ける研磨
なんだかんだで俺を援護射撃してくれるとか
やっぱり親友
しかも好物のメロンソーダの飴まで…!!
「おれ、ミッションの途中だから
それ持ってチョット出てて
ウジウジされると迷惑
あ、携帯は借りとく。
チッ…姫凪が操作してくれたら
楽だったのに…」
あぁ…研磨は研磨だった。
感動したのは無かった事にしよう。
でも、まぁ。
謝らない事には始まらんよなァ…うん。
大きく息を吸って吐いて飴を
口の中に放り込む
糖分と酸素を脳に回して
「姫凪…ちゃん?
俺、だけど…チョット良いか?」
隣部屋のドアをソッと開け
ポツンと座る背中に声を掛けた