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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


「…さっきは、ゴメンな?
可愛くてつい暴走して…
次から気を付けるから
もう会わねぇとかは
ナシの方向でお願いシャス…」

少し冷めた紅茶に口を付け
頭を深々と下げると

『…あの、男の人って
その…あぁいう事…したいです、よね?
ヤッパリ堅すぎる女子は
面倒くさいモノでしょうか…』

思い詰めた様な声が
下げた頭に落ちて来る

イキナリの質問に丸まった目で
姫凪ちゃんを見ると

『…彼氏、も…その…
求めてくれるんですけど…
私、応えられなくて』

泣きそうな顔で話を続ける

それは俺に話してるって言うより
独り言に近い感じで
自分の頭の中を整理するように
話してる様に聞こえた

「それは、怖いとかか?」

『…怖い…のも、あります…けど』

そこまで言って
唇の端をギュッと結ぶ姫凪ちゃん

その目には
さっきより涙が近くなってる

「誰にも言わねぇから話せよ
アドバイス出来る事はしてやるし
吐き出さねぇとオマエが壊れそう…」
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