• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


このままじゃマズイ
それは分かってるんだけども

「全然汗臭くなくね?
甘い匂いがシマス…
つーか、姫凪ちゃん
ちっちぇ~…可愛い…」

やっちまったァ!

腕を巻き付けて
細っこい身体を抱き締めてしまう

『…い、や…!』

藻掻く度に柔らかい感触が
俺の身体に伝わって

「…よく彼氏我慢出来てンね
処女とかマジ?
食いたくて仕方ねぇんだけど…」

いざって時に役に立たない
狼魂がウズウズムラムラして来る

そのまま床に押し倒そうとした足が

「俺も…ぅ…!」
「煩悩退散。クロやり過ぎ
てゆっか…姫凪死んでない?」

不穏な言葉と共に蹴られた

「へ?!お、おい!姫凪ちゃん!?」

そういえば抵抗されなくなったし
声も途絶えて…って!駄目だろ!?

ガバッと身体を離すと
ヘナヘナと床に腰を落として
放心状態の姫凪ちゃんが

『…ヤダ…黒尾さん、嫌い…
信じられない』

小さい小さい声で呟く

ガッツーンなんて生易しいモンじゃあない。
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp