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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


「ブッフォッ!そんな必死になんなんくても
それに前前前世って!
有名映画に影響され過ぎな!
なぁ、名前なんつーの?
俺は黒尾、三年の黒尾鉄朗」

私の頭を大きな手で
ワシャワシャ撫でて

「なんか悩んでンだろ?
優しいテツローオニーサンが
相談乗ってあげましょうかァ?」

そのまま耳に声を落して来た

近くなった顔は改めて見ると
凄く綺麗で目を奪われそうで

『け、結構デス!
男の人…苦手なので!』

思わず大きく距離を取る

自慢じゃないけど
大して派手でもなく
目立ったチャームポイントもなく
色恋皆無だった数十年
最近イケメン彼氏が出来て
浮かれてるのに
ここで更にイケメンの知り合いまで
増えたらパンクどころか
爆発する!

ペコリと頭を下げて背中を向ける私に

「男嫌い?そりゃ勿体無い
俺が直してあげようかァ?
てゆっか口説きたいって言ったら
どうしますー?」

更に甘い声は飛んで来る

口説く?誰を?

「なァ、名前教えてくンね?
口説くには名前って不可欠だと
思うんですけどね」

私を?!
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