白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第3章 消せない昔、消えない今(前)
「姫凪?」
『あ、あのさ…濡れるって
どんな感じ?』
声を極々小さくして
サクラに耳打つと
「…はい?
姫凪一人エッチとかしないの?」
目を大きく丸めたサクラが
首を傾げる
『トモノリ先輩に前
部屋に誘われた時
そうなるなら、慣れないとって思って
その…一人でしようと…した事はある…けど
なんか、痛くて…
濡れた感じってよく分からなくて…
ただ痛いって言うか…
自分の指で痛いならって思ったら
ドンドン怖くなって…』
そう。
私の悩みはセックスへの恐怖と
濡れない身体
良い雰囲気になっても
全然濡れてないとか興醒めって
何かで読んだ事あるし…
「私は一人でも普通に濡れるけど
個人差あるのかな…
でも、好きな人に触られたら
普通に濡れると思うけど…」
戸惑いながら私に答えるサクラに
少しホッとするも
ヤッパリまだどこか不安な心は
部屋に行くのを迷い続けてる