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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


分かってる
深い意味なんかない
いつもの鉄朗が
いつもと同じに接してくれてるだけ
私もチャントいつも通りにしなきゃ

『鉄朗は悪くないよ…ゴメンね』

頭を行き来する
鉄朗の手を握り
ユックリ身体を預ける

「姫凪…ヤバイって
家に今すぐ連れて帰って
抱きたくなる事しないでクダサイ」

嬉しそうに笑う鉄朗に
"しばらく我慢なんでしょ?"と
笑って返す

大丈夫、怖くない
鉄朗の匂いは落ち着く
この温もりがあれば
怖い事なんかない

及川さんとは何もなかった
もう忘れるの
鉄朗とも及川さんとも
普通にするの

「オニですかァ!?
あー!クソッ!
オイカーくんサッサと
宮城支社に帰しちまうか!?」

『もう、仲良くしなよ
仲間なんだか…ら…』

「へいへーい。
仕事ですからねー
チャントしますぅ」

付け焼き刃だけど
なんとか流れる
いつも通りに似た空気

『よろしい!
じゃあ…ご褒美…なんちゃって』

チュッと軽く合わせた唇に
真っ赤になる鉄朗が愛しい
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