第1章 伝説の始まり
「あの頃の君でも乗り越えることが出来たんだ。それ以上に優秀な彼女ができないとでも?」
「………はぁ、綴様は相変わらず無茶を仰りますね。」
「安心してくれ。これは君に対してだけだ。」
「余計にタチの悪い……。日壁教諭、貴方のクラスは明日卒業試験でしたね?」
「あ、あぁ。そうだが……」
「仄さんを明日、その試験に加えることは可能ですか?」
「明日だぞ!?何、無茶言ってるんだ!?
俺のクラスは問題点無いが、この子の気持ちはどうなんだ!!」
その言葉を聞き美舟教諭は彼女を見た。
「………私は問題ありません。」
彼女の答えを聞き満足気な学長は「っと言うわけだ。日壁教諭、任せたよ。」
「……はぁぁぁぁ。もーーーわかりました!!
じゃあ仄くん、明日の正午に中庭に来るように。では私は彼女の分の記録書を作るので失礼します。」
そう言って日壁教諭は部屋を出ていった。
「では、南都教諭。」
「は、はい!!」
「総隊長の元へ行きこの事を報告してくれるか?」
「はい??」
「じゃ、頼んだぞー。」
そう言って学長は消えてしまった。
「私は彼女を部屋まで送りますので。南都教諭、お願いしますね。」
美舟教諭は彼女を連れて部屋を行ってしまった。
「なんで俺にはこんな面倒な仕事が回ってくるんだ……。」
1人部屋で呟くと俺は急ぎ瀞霊廷を目指し走り出した。