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【100プリ】*Lovers Birthday*

第1章 Sid~極上の女~


「帰るぞ。」

シドがサングラスをかけてくれた。

「あ、うん…」

私は少し元気のない返事をする。

シドはそんな私を振り返り見る。

「…お前、何サミシー顔してんだよ。」

「えっ…だ、だって…」

シドとのお忍びデートが終わってしまうようで
寂しかった。

するとシドが私に近寄り、
腰に手を回すとグッと自分に引き寄せてきた。

「…!」

そんなシドを見上げると
耳に唇を寄せてきた。

「帰るとは言ったけど、
まだ終わり、とは言ってねえぞ…?」

「えっ!」

囁かれたその場所と
手を添えられたその場所が
ゾクリと疼き、少しだけ肩を揺らす…

シドは私のサングラスを上げると

「お前の部屋でまた抱いてやるから、
それまで我慢できるか?」

と言ってきた。

「…う、うん。」

顔を赤くして頷くと
シドはチュッと唇にキスを落としてきた。

そしてサングラスを元に戻すと、

「車呼んであるんだ。行くぞ。」

と、言い、扉へ歩を進める。

「うん!」

シドについて部屋を出る。



階段を降りるとバーカウンターの中の
バーテンのおじさんが声をかけてくる。

「お帰りですか?」

そういえばさっき
あんなことをシドから聞かされたせいか、
おじさんの顔を真っ直ぐ見れない。

「ああ。

悪いが少し汚しちまった。
会うの久しぶりだったんだよ。」

「!!!」

思わずシドを見る。



それ言う!?



絶句していると、

「ハハハ…それはよかった。
ぜひまた使ってください。」

おじさんは相変わらずの笑顔で言葉を返す。

私は恥ずかしくて下を向きながら
軽くおじさんに頭を下げて、
シドについて行った。

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