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【100プリ】*Lovers Birthday*

第1章 Sid~極上の女~


しばらくして服を整え終え、
シドは
私の髪を結い直してくれていた。

「器用だね…」

「まぁな。いろいろ教え込まれたからな。」



心地いい…



そのときバッグの中で
私のスマホが光っているのが見えた。

プリンセス専用として
ジルから渡されたものだった。

スマホを手に取り、
画面を開くと

たくさんの着信と
一件のメッセージが入っていた。


着信履歴を見ると…

「全部ジルだ…」

「…お前愛されてんなぁ。」

シドが笑う。

「サボっちゃったからね…」

私は苦笑する。


メッセージを開くと、
レオからだった。

『ジルのことは任せて、楽しんできてね!』

「あ…」

ありがたいけど、
そうゆうことをした後のせいか、
少し恥ずかしくて顔が赤くなる。

「何だよ、顔が赤くなるような相手なのかよ。」

「えっ、ち、違うよ。」

「レオが、楽しんできてって…
レオにもお世話になったから…。」

「ったく、双子揃って…」

私はフフっと笑うと、

「なんかね、
二人とも私の兄弟みたいな感じなの。

面倒見のいいお兄ちゃんと、
いろいろ気にかけてくれる弟って
かんじかな。」

と話す。

「あっそ。
そりゃ俺がいない間寂しくなかったな。」

「ち、違うよ!
シドは別…兄弟と恋人は違うよ…」

シドはフッと笑う。
「それがわかっていればいいんだよ。」

「えっ、
もしかしてそれを
言わそうとしたでしょ!?」

シドは更に笑いながら、
「さぁな。」
と呟く。


そして髪を結い終えると、
「お前、スマホ貸せよ。」
と言い、
返事を待たずに私から取り上げる。

「あっ!」

シドは自分のスマホをもう片手に持ち、
何やらポチポチとタップする。


しばらくして
「ん。」
といい、スマホを返してきた。

画面に目を落とす。

「あ、これって…」

「そ。俺の連絡先。
ボルジア家の事件が片付いたと思ったら
すぐ仕事行っちまったからな。」

「そっか…」

「お前に連絡したくても出来なかった。
ジルに聞いてもよかったけど、
そこまでするほど余裕がなかったから。」



う、嬉しい…



「また顔に書いてあるけど?」

シドが笑う。

「もう!いちいち言わなくていいよ…!」

顔を赤くして言った。
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