第1章 Sid~極上の女~
シドがゆっくりとイスに腰を降ろすと
一緒に脱力する。
私はシドの胸にもたれかかり、
その余韻に浸る。
シドのシャツの上にハンカチが落ちる。
「ハァ…ハァ…ハァ…」
お互いの乱れた呼吸が重なりあう。
シドは私の背中に手を回し、優しく抱き締め、
髪の毛にキスを落とすと、
片手を頭に置いて髪をすくようになでる。
私もシドの胸元のシャツを
キュッと握ると、
チュ…
シドのシャツがはだけた場所にキスを落とす。
「いろんなとこ汚れちまったな。」
「…うん……でも…幸せ…」
シドは愛おしそうにフッと笑った。