第65章 千年血戦篇
いつも手前の寝室に繋がる扉をノックすれば出てきてくれるので、研究室に籠ってる時はなんで聞こえるんだろうとか思うんだけど。
「さっきの虚にやられたんスか〜?」
「やられたのは俺じゃねぇよ。」
一護も家の中に入ってきていた。
「死神の男女二人。井上が治療してる。良かったら義骸貸してあげてくんないか?」
「そういうことならわかりました。」
「十三番隊の死神さんのプロフィール預かってるよ。義骸選ぶのに身長とかいるでしょ。」
そう言ってタブレットを見せた。
「助かるっス〜。極力合うもの選ばないと、馴染みませんからね。はい、これどうぞ。 」
「私も運ぶよ。浮竹隊長にも連絡入れた方がいいと思うし。」
義骸を持って一護の家に行くと、チャドさん織姫さん石田さんが集合していた。
「大集合じゃないですか!」
「ひっさしぶり〜!」
おおかた、織姫さんが治療後、男性陣でこの2人をここまで運んだってとこかな。
「十三番隊 斑目 志乃、行木 竜之介両名の負傷確認と。」
斑目さん、この人一角さんの親戚か?行木さんも同じ名前の人いたわね。
斑目さんの方は既に意識はあり、身体は動かせるようだった。
「織姫さん、ありがとうね。」
「ううん!でも酷い怪我だったからまだ安静にしといた方がいいよ。」
「佐伯隊長、」
彼女はそう言ったっきり何も話さない。
「無事で良かったです。義骸を借りてきたのでそちらに入ってください。霊力の回復になります。」
「ありがとうございます。」
「彼も大丈夫ですよ。織姫さんの治癒能力は本当に凄いんですから。」
そう言いつつ、彼の体に私の霊圧を当てて体の異常を調べた。
「うん、やっぱり何ともない。浮竹隊長への連絡は私からしておきます。虚退治についても一番隊が代行しますので傷を癒してください。」
そう言ってから一護に部屋の外に出るようにアイコンタクトをした。