• テキストサイズ

【BLEACH】

第65章 千年血戦篇


彼女は現役で技術開発局員だ。責任職は自ら降りて、副役職になったけれど、技術開発局の中枢の一人らしい。とはいえ、暇になったら行く、なにか用があれば行く、研究したいことがあればラボに籠る、みたいな感じでかなり自由らしい。彼女一人で一番隊の技術情報課を組織化し、技術開発局の小組織として機能させられる敏腕の持ち主だ。


「ラボに籠るにしたって、仕事放棄する人じゃないもんね?」
『呼び出されていたんですよね。昨日から帰ってきてないです。』
「技術開発局に連絡とってみる?」
『したんですけど、レミリアさんは手が離せないって返ってきました。』

技術開発局内で何かあったのかな。

「……もしかしたら、魂魄消失のことで?」
『それなら合点がいきますけど。でも連絡ひとつ寄越して欲しいですね。』
「やっぱり私戻るわ。なんか落ち着かないのよ。」
『いや、隊長は現世にいてください。』

東雲四席の声が遠くからした。そして鏡に映って顔を見せた。

『十一番隊が追っている案件が、現世にも関係ある可能性を捨てきれません。こっちは一番隊の他にも各隊隊長を始め人員と戦力に事足りますが、現世はそうとも言えない。その為にも隊長がいた方がいい。そう思います。』

彼は頭がよく回る。彼の思慮はもっともだった。

「そっちのことは任せました。」


私はどうしても落ち着かず夜になっても外で待機していた。


「おう!ポインティ!」


死神姿の一護が走ってきていた。そういえばさっき遠くで虚の霊圧を感じた。虚退治は十三番隊の仕事。ほとんどは死神代行たちが行っているが。私や一番隊は近くに虚を認めた時の退治、虚を倒せる人が近くにいない時、十三番隊現世担当の戦線離脱時、要請があったときには向かう。さっきも虚の霊圧を感じたが、近くに一護がいたので、向かわなかった。

「虚退治お疲れ様。」
「なぁ、浦原さんいるか?」

私は屋根からベランダに移って室内に入った。

「喜助さん、一護が来てるよ。」

喜助さんの寝室兼研究室の扉をノックした。


手前の部屋は机と棚が置いてあるだけの、……その棚に蓮美とうつる写真があるのだけど、布団を敷いたらぐっと狭くなる4.5畳の殺風景な寝室。奥にある襖を開けると研究室になっている。
/ 1032ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp