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【BLEACH】

第64章 original~如何にして個とするか~


「案外早かったですけどね。」
「そうだよ、戻ってくるの早すぎ。100年後にまた呑もうっていう約束だったのに10年やそこらで戻ってきちゃって。おじさん驚きだよ。」
「流れるように昔話してる。」
「京楽隊長と蓮美の方のポインティも親交があったのですか。」
「親交というか、僕が勝手にちょっかいかけてただけさ。美人さんと呑みたい気分の時に通ってたんだよ。」
「桜の季節にですね。」

「えー!なになに、めっちゃ意味ありげじゃないですかー!!」

リンが飛び跳ねてテンション上がってる。

「たしかになんか怪しいわねぇ。あんた、浦原喜助の事、悪く言えないんじゃない?」

「なに、君たち喧嘩しちゃったの?珍しいこともあるんだね。」

「聞いてくださいよ。京楽隊長。浦原喜助の愚行を。」
「ちょっと天月ちゃんってば、」

天月ちゃんが京楽隊長に全て話してしまった。

「ふーん。なるほどね。それは、ポインティちゃんの心もモヤモヤしちゃうよねぇ。」

ノックの音が聞こえた

「隊長、まだお話されてるのです……ってなんで!しゅんちゃ……京楽隊長が!?」
「あっ今、レンがしゅんちゃんって言いかけた。」
「本当に呼んでいたのですね。」
「やーいやーい、レンやっちゃったねー!」

「レンくん、お邪魔してます。」
「どうぞ、ごゆっくり…」

レンが珍しくめちゃくちゃ慌ててるのが見れて面白かった。

「で、そうだ。僕はさ、君が蓮美とは違う人間だと言うのならばそういう対応をしたと思うよ。きっと約束掘り返して酒飲もうなんて言ってないね。でも、もしそうしていても、君が蓮美であったことは紛れもない事実なのだから、単純に考えたらいいと思うのだけれど。彼、頭が良すぎるからね。君と出会えた嬉しさが過ぎ、目に見える範囲にいることが当たり前になったから、だんだん色んな感情が出てきたのかなぁ。」
「その結果が蓮美を好きだってことですよね。」
「さぁどうだろうね。それは彼に聞く必要があるよ。」

私は暫く沈黙した。

「……私、転生しなきゃよかったのかな。」
「えぇ?ポインティちゃんが転生して、死神になって尸魂界の力になってくれたお陰で現在があるのに?君が蓮美ままだったらこの今はないかもしれないよ。」
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