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【BLEACH】

第64章 original~如何にして個とするか~


「蓮美さんは、旅行でたまたま私の村に立ち寄っただけなのに行方不明になっていた私を捜索してくださいました。今なら分かりますが、天挺空羅など難しい鬼道を使って必死で探して頂き、見つけ出して頂いたお陰で私はこうして生命を繋ぐことが出来ています。」
「藍染の手下に魂魄削られてたから、ほっといたら本当に危なかったものね。」

「魂魄が削られる……?」

乱菊さんがなにか考え込んでいるようだった。

「魂魄は戻りませんでしたけれど、あのままだと凍死餓死獣や虚に喰われて死んでました!だから私の命の恩人なんです!霊力は少なくなったので、何度も学校を落ちましたけれど、ようやくこうして死神候補生になってます!」

「その時に交わした会話とかは覚えてないの?」
「リカちゃん話せるような状況じゃなかったし。何度かお礼が来たかな。十二番隊宛に。」
「当時の十二番隊長さんと懇意な仲とお見受けしたので、そちらに送れば確実に蓮美さんの元に届くと思って。」
「でもそれっきりよ。次にあったのって最近ですよね。」
「隊長謀反事件終結後でしたね!嬉しかったです!せっかく真央霊術院に通えたのに連絡取れなくて心配でしたから。」
「リカちゃんは、蓮美の私しか知らないのよ。」


リカちゃんは元の場所に返されてしまった。


「でもやーっぱり、貴女ちゃんと蓮美の記憶も情もあるみたいだし。難しいわね。」
「という事で連れてきました。当時の隊長と今の隊長を知る方ですー!」

出てきたのは何かの薬品を持った阿近さんだった。

「やばいよ、後で涅隊長に何言われるわからないよ……」

頭を抱えた。

「お疲れ様、阿近。」
「レミリアがいるってことは、ここは……一番隊か?なんで他の隊の副隊長もいるんだ。で、俺はなんでここにいるんだ。」
「かくかくしかじかです!阿近さん、貴方、蓮美さんご存知でしょう?」
「あぁ。技術開発局の手伝いによく来てた。それ言うならレミリアの方が知ってるだろ。俺はそんなに関わり無かったし。今の隊長ともたいして関わり無いっすから。てかなんだよ、この話題。暗黙の了解はどうした。」
「そんなのもうとっくにないよ。」
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