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【BLEACH】

第63章 original〜尸魂界西梢局篇 散〜


喜助さんは困ったような表情をした。

「……すいません、困らせてしまいましたね。」
「では、なにかあれば。」




それから3日が経った。私は浅い眠りを繰り返していたようだ。私が起きている時は喜助さんは作業をしていて、私が眠っている時に喜助さんが様子を見に来ての行き違いだったようだ。そして今も起きたタイミングで喜助さんは手が離せないと、夜一さんに肉体の状況の説明をされた。

「肉体にソウルキャンディのチャッピーを入れたら『熱っぽい』と言ってたんでな、熱を測ったら40.0超えていた。肉体を石田雨竜の父親の病院に預けて精密検査をしてもらっている。」
「すいません。お世話になってます。」
「それから、技術開発局からだ。お主の霊力についても間もなく抽出が済むそうだ。身体に戻す方法は勿論ある。あとは、喜助を待つのみじゃ。」
「ありがとうございます。」
「疲れておるな?」
「眠っているはずなんですけど、どうしても疲れてしまって。」
「なにか飲むか?あれからなにも口にしておらんだろう。」
「大丈夫です。」

用があればなんでも言え、と言って部屋の外に出た。

目を瞑って浅い眠りにつく。そうしてしばらく経ったあと左手の違和感で目が覚めた。

「点滴……?」

点滴が施されていた。尸魂界製のものだ。パックの中身は僅かに発光している液体だった。目を凝らしてパックの側面に書かれた文字を読む。

「佐伯ポインティ 霊力3 -----液7」

漢字が読めない。そう言えば僅かに身体が楽になった。霊力が戻ってるのかもしれない。

霊力も少し戻り、傷も鎮痛剤のお陰で、薬が効いてる時は室内の移動が出来るようになった。また、多少の霊圧の負荷にも耐えられるようになった。ただ、魂魄の外壁の傷は治らないので霧散しないということはない。

『佐伯ポインティ一番隊隊長 重症につき解任。同班の長の権限は鏡山リン一番隊副隊長に任ず。』
『六番隊阿散井恋次副隊長、十三番隊朽木ルキア副隊長、 一番隊涼風レミリア五席、蜂美鈴六席率いる隠密機動班の合流。』
『十三番隊朽木ルキア副隊長、六番隊阿散井恋次副隊長一番隊鏡山リン副隊長 重症につき解任。平子真子五番隊隊長を同班の長とする。』


簡易連絡のログを見て、大事になっていると感じた。
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