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【BLEACH】

第63章 original〜尸魂界西梢局篇 散〜


「儀式?」
「悪魔崇拝などの類だろう。ポインティは生贄にされた可能性が高い。良くて死、悪くて廃人。急ごう。」
「悪くて廃人って……でも隊長が人間に襲われて負けるわけないしっ」
「いや、あの子も人間や。"人"相手への攻撃は躊躇う節あるやろ。」
「だとしても護身術くらいは」
「こっちの常識や勝手と違う相手で、ヘマしたんかもしれん。とにかく急いだ方がええな。」

平子隊長が険しい顔をしたのを見つつ部屋を後にした。

廊下に広がっていた光景に思わず息を飲む。私にとっては今まで生きていた中でこんなにも恐ろしいものは見た事ない。

肉体を持ったものの末の姿、かつて生きていた人間と思えぬおぞましいモノが複数並べられていた。

「現世おるとき、そういうところがある言うのはテレビで知ったけど……心の準備無しでこれはキツイな。」
「イギリスでは禁じられているのに。異臭の原因だな。」
「こんだけミイラあれば、ミイラ作る部屋もあるやろ。腐ったような臭いはそれやな。」

その台詞で鼻腔を刺す匂いに気が付いて鼻を覆った。

「出迎えてくれたみたいやで。」

平子隊長がそう言った先に黒いローブに仮面を被った男が走ってきた。

「お前リバース ロンドンの魔女か?」
「ダークドラゴンの気配はしないが、お前たちはよからぬ儀式を行っているな。抵抗はしないのが懸命だ。」

ナンシーが一瞬で体術のみで制圧した。

「こいつらは寝かせておいて、先に行こう。」
「嬢ちゃんが床ぶち抜くから、敵さんも警戒態勢やで。」

気持ち悪い、このミイラの数は一体。おぞましすぎる。

「嬢ちゃん?大丈夫か?顔色悪いで。」
「えっ?」
「まあ、こんなところおって気分ええもんちゃうけどな。」

その会話をしていると奥の部屋にたどり着いた。

「無駄な抵抗はやめて大人しくしなさーい。そうすれば怪我させんからー。……無視やなよっしゃ義務は果たした。行くか。」
「日本語で通じてるかなぁ?」

そういいつつナンシーが私達のでいう鬼道で扉を破壊した。


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