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【BLEACH】

第62章 original~尸魂界西梢局篇 贄~


縛道の一は塞 だったよな。霊力の出し方が違うのか?

「塞!」

詠唱破棄してもなんともならんので、仕方ない、よく使う番号のものを使ってみよう

「縛道の六十一 六杖光牢!……うそ!っぺっ、口に血が入った!」

六杖光牢が出ない。なんで!?

「雷鳴の馬車 糸車の間隙 光もて此を六に別つ!縛道の六十一 六杖光牢!詠唱しても駄目なん!」

男がめっちゃ叫び始めたでこの女みたいな事言い始めたがそりゃこれが普通の反応でしょうに。


だったらもう助けを呼ぶしかない。詠唱破棄し過ぎて詠唱あやふやだけど天挺空羅を使おう。

「黒白の羅 二十二の橋梁 六十六の冠帯 足跡・遠雷・尖峰・回地・夜伏・雲海・蒼い隊列 太円に満ちて天を挺れ」

天狗なわけでも自意識過剰ではないが、私は詠唱破棄しても、腕に紋様描かなくても天挺空羅はできるものなのだが、それともそれ以外の原因なのか、何も起こらなかった。

そうなると、斬魄刀を出すしかない。私の斬魄刀は常に持ち歩かなくても、本体は彼らの空間内にあり、それを出し入れできるのだが……斬魄刀の反応がない。

「風月!花月!炎月!水月!氷月!雷月!だれも反応がない……。」

霊力に纏わることが制限されている。ということは、この人たちがそれを妨害するなにかを私に行ってるという訳だろう。

手荷物は全てさっきの部屋にあった。リンの鏡が手元にあれば何とかなったかもしれないのに。

「暴れすぎだって。この血にあんまり触れてたくないんだけど。おーい、あれはまだか?」
「部屋で用意してるよ。そろそろ来る。」
「お前らもこいつのこと抑えろ、小さい割に力がある。」
「えぇ、ローブが汚れるのヤダ。」
「それに血の池なんかに触りたくないし。」
「手ェ洗えば済むはずだろ!俺がこの役目すると思ってお前らいつもサボってんのわかってるぞ」

数人が私の肩と脚を抑えてきた。手は前で縛られて自由が利かないんだから遠慮して欲しいものだなんてもう余裕がない。こうなったら私はもうただの人間も同じだ。
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