第61章 original~尸魂界西梢局篇~
「まず、あんたたちにはロンドンを走り回ってもらって、整のゴーストとやらを探し出して欲しい。どう考えてもあれ以外に手がかりがない。」
「私たちでそれをやれと?」
「人手がいるなら僕の部隊を出す。まずはそれしかない。」
そんな無茶な……
しかし、私たちが泊まるホテルは大きな宮殿の裏手にある、世界的にも超有名なホテルのスイートルームを用意された。国賓レベルの待遇に思わず、はいとしか言えない。
「ほんなら、虱潰しに探すか〜」
「隊長に渡してる私の鏡、一旦返して貰えます?」
「これ?」
鏡山の家紋の入った鏡をリンに渡した。
「ポール、助っ人何人来てる?」
「12人です。」
「じゃあ16人分か。」
そう言うと鏡を斬魄刀の鞘で割ってしまった。
「リン!?」
「みなさーん、怪我しないように布にくるんでこの鏡持っててくださーい!」
「これは一体?」
「彼女の能力の一つに、鏡を介して遠距離からの干渉ができるんです。通話機能だったり、瞬間移動装置だったり。」
「基本一人で動いてもらって異変があったらこの鏡に話しかけてくれたら、私がすぐ向かえるようになってます!現場につきさえすれば、隊長たちもここに呼ぶことは私の力ではeasyでーす!」
「さすがはゴースト。ミステリアスな力だな。」
「ゴーストっていわれるのなんか嫌なんですけど。」
そんなこんなでロンドンの街を駆け回った。
ロンドンの周辺の町はポールの部下が行ってくれてるらしい。私たちはバッキンガム宮殿やら、有名なところをフラフラと散策していた。
「って、リン!義骸置いてきたの?」
「ダメでしたか!?」
「いいけど……」
「隅々まで探すのならこっちがいいんですもん。」
リンとは離れてまた歩く。
「そこの姉ちゃん、俺と紅茶でもどや?日本から来てな、イギリスのこともっと知りたいと……ポインティちゃん! 」
「平子さん?なにしてるんですか。」
美人なお姉さん達にくすくす笑われている。
「Sorry.」
「No problem.」
「日本から来たなんて言わないでください!日本男児がそんなチャラチャラなやつやと思われたらどうするんですか!国際問題に発展しますって!」