第60章 original〜贖罪篇〜
「卍解出すの嫌がる隊長がすんなり卍解して驚きました。それだけ頭に血が上っていたってことですよ。戦闘中こそ心に余裕をもて。基本です。上官ですけれど、先輩の立場としてしっかり言わせて頂きますね。」
「はい、すいません。」
私の隊員は皆、注意しなければいけないこととか、私の良くなかったことはちゃんと教えてくれる。ありがたい部下たちだ。
「浦原殿、具合はいかがですか。」
「ギリギリのところで助けられましたッス〜!」
「貴方も貴方ですよ。五百蔵一族のことは元二番隊の貴方ならご存知でしょう。二番隊の尋問担当になることが多いでしょうに。何の対策もせず、面と向かって勝負すればこうなります。」
「対策してなかった訳じゃないっスけどねぇ、いやぁ、お手数おかけしましたッス。」