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【BLEACH】

第59章 original〜魂魄の底〜


皮膚側と思われるところについた。

「内側から破壊しましょう。」
「おうよ!」

一護が斬りかかった。しかし、弾力ある皮膚に跳ね返されてしまった。

「皮下脂肪ってやつか。」
「感心してる場合か!ポインティも手伝え!」
「はいはい。っと!」

2人で斬り掛かるも全く傷つかない。

「斬魄刀の反応が薄い中で始解使っても大した威力にならんだろうなぁ。一護、月牙天衝あと何回いける?」
「何回でもいけるぜ」
「じゃあ私はとびきりの鬼道を撃つ。重ねて。」

完全詠唱の千手皎天汰炮だ。詠唱中も自分自身からも霊力が奪われるし、千手皎天汰炮からも霊力がうばわれていってしまったので、補充を繰り返していたらいつの間にか普段の倍近くの霊力が消えた。

「破道の九十一 千手皎天汰炮!」
「月牙天衝」

衝撃波で自分たちも吹き飛ばされそうになった。

「随分バテたみたいだな。」
「うるさいな。で、穴は?」

残念ながらここまでやっても何も無かった。

「一護!」

一護の霊力が抜けていった。

「一護、私は外から攻撃する。一護は内側から月牙天衝を放って。」
「外に?お前だけ出れるのか?」
「ごめんね。私だけなら出れるの。」
「なら、お前は先に出ろ。」
「外から貴方の霊力を感じた。だからここからでも霊力感知はできるはず。いい?私が霊圧上げたら、それが合図よ。チャンスは貴方の月牙天衝が撃てる数までになる。」
「いや、1回で決める!卍解!」


一護は卍解をした。

「ばか!今卍解したら、霊力取られるって!」
「とびっきりの喰らわす。早く外へ。俺の霊力が尽きる前に!」
「……卍解 哭沢女神 」
「卍解?あの刀身は水月か?」

水月がマーキングした外界へと出た。良かった。水月の涙は蒸発していなかったみたい。


「なんだ?どうやって出た。」


虚は左脇腹の辺りを摩っている。 あそこに一護がいるのかもしれない。

「縛道の七十九 九曜縛」
「これしきの、すぐに解いてみせる!」

さぁ一護こっちは絶対当たるよ。あとは私のタイミングに合わせなね。

右手を顔に近付けた。視界が一瞬暗くなる。

「おまえ!その面!」
「お揃いコーデってやつですね!」

水月の鋒に黒い玉が表れる。虚の力の塊。虚閃に水月の攻撃を混ぜたものだ。
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