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【BLEACH】

第58章 original〜五月晴れ〜


「これだから世間知らずの坊ちゃんは困るな。なんの弊害もなく出世してきたんだろう。ここは甘ちゃんがくるところじゃねぇ。ササッと帰んな。」
「……世間知らず?なんの弊害もなく?甘ちゃん、か。笑わせるな。」
「おい!何してんだ。」
「刀を抜け。お前にわからせてやる。私がこの剣の腕を磨き、大須賀家を継ぐためにどれほどのものを犠牲にしたか!」

剣舞のシーンだけはしっかり見ちゃう。自分でもカッコイイなと思う。正直。客観的に見たことが無かったからありだなと。

「この俺が圧倒されるなんて……!」
「もう一つ教えといてやろう。私は坊ちゃんなどでは無い。」
「……まさかお前!」

このシーンは好きなんだけどな。キザなシーンが恥ずかしいわ。


「今度いつ江戸へ参られますか?一目でもいいから貴方に会いたい。」
「いつか必ず、半田尚善はまた江戸へ。舞里姫様のもとに。」

半田尚善は原作でいう、フェルゼンの立場だ。アントワネットの片想い人であり、最後まで彼女を守り抜こうとした人。そして、オスカルが密かに恋い焦がれた人物であった。

それぞれの想い人に対しての情を語るシーン。


「大須賀が……女?……はっ、そんな奴をここに置いておけるか。……っち、なんだこの胸の音は。」
「春、俺はお前をずっと……!」



「父上、なぜ突然私を呼び出されたのですか。」
「春松……否、春よ。」
「はい、」
「世は乱れつつある。お主も御台所様の元を離れた。ここらが潮時だろう。寺田治郎右衛門がお前を娶りたいと言う。お前の境遇を知ってて尚、じゃ。」

寺田治郎右衛門は、オスカルの元部下でオスカルに求婚したジェローデル。

「まさか、治郎右衛門が?」
「儂の我儘でお前の半生を棒にふらせたことを詫びたい。お主はようやった。いずれ近いうちにこの国は……だから、もうその役を放棄し、一人の女として幸せになれ。」



「私は……私はどうすれば……っ」
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