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【BLEACH】

第58章 original〜五月晴れ〜



代休明けの火曜日。尸魂界へ戻る予定なのだがリンからもうちょいゆっくりしてもいいんですよ?と連絡があったのでお言葉に甘えることにした。

「……」

他クラスの子が私を見る目が違う。ファンが出来たとは聞いたがまじだ。

「モテ期到来やん!」
「うるさいなぁ七海。」
「うちもちょっと惚れたわ。先生が最後の最後で付け足したシーン、ちょっと惚れたわ。あと、序盤で舞里姫を襲ってきた倒幕軍を倒しに行くところ、『死なない為に死ぬほど準備することは当たり前です。死ねば貴方のお傍でお仕えできなくなるではありませんか。』あんた考えたんやろ」
「二番煎じアレンジバージョンなんだけどね……。」
「あと急にバク転しちゃってびっくりしたよ。」
「私も舞台楽しくなって調子に乗ったことをしたと思ってる。」
「今日のロングホームルームは文化祭のDVDみるってよ。」
「まじか。恥ずかしくなってきたわ。」


ロングホームルームでは、何故か手隙の先生がこの教室に来た。他のクラスもロングホームルームで自分の舞台観てるところあるのに。なんなら最優秀賞クラス観にいけよ、、、校長までやってきた。


「御台様、なりませぬ。」
「大須賀……行かないで欲しい。貴方の身が心配なの。」
「私の命は貴女様をお守りするためにあります。」
「嫌よ。だったらここを離れないで。」
「御台様、」
「私、大須賀が死んだら……誰を頼りにすれば……」
「私はこう見えて、剣の達人。日々の鍛錬を欠かさず、有事に備えて参りました。」
「ええ。貴方は私と話しているときでさえもずっと鍛錬してたわね。少しは休めばと言っても聞く耳を持たなかった。そのせいで命を落としかけたこともある、と聞いたわ。」
「死なない為に死ぬほど準備することは当たり前です。死ねば貴方のお傍でお仕えできなくなるではありませんか。私は必ず御台様のもとへ戻ります。」



恥ずかしくて顔を隠した。無理だ……うわっ、剣舞は上手い……。でもあんなキザな言葉無理だわ……。


物語が進み、中盤。将軍家の為の重税により、飢え苦しんだ民衆による暴動が各地で起こる。大須賀は、自分のすべきことは民を守ることなのではないかと舞里姫のもとを離れていく。

「御台様、お食事でございます。」
「今日は新鮮な魚が入りました故、鮮度が落ちぬ前に召し上がられた方がよろしいかと。」
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