第12章 暗殺事件
私は四番隊へ向かった。
卯ノ花さんにも聞いてみよう。藍染隊長の殺害について。中央四十六室等が藍染隊長殺害についての犯人探しを後回しにする件について。
「ポインティちゃん♪どないしたん?持ち場離れてええのん?」
四番隊隊舎へ向かうまでに声をかけてきたのはギン隊長だった。
「この先は四番隊隊舎やけど……怪我でもしたん?」
「いいえ。藍染隊長の亡骸を見ようと思って。」
「藍染隊長のん?手ぇ合わせに行くん?辞めといた方がええで。ありゃ、酷かったからなァ。ポインティちゃんは見んほうがええかも。」
「…藍染隊長が殺されたなんて信じたくないんです。藍染隊長はとても強い。藍染隊長を殺害できる人物なんて隊長格以上の霊圧を持つ死神しかいないはずなんです。」
「その隊長格が藍染隊長を殺しはったんならどうする?」
「それは、、」
「知ってるのは藍染隊長だけ。死人に口無し……。せやけど、まぁ、味方面してにこにこ笑ってる隊長さん、おるかもしれんなぁ」
藍染隊長を簡単に殺せる霊圧を持ってる人と言えば京楽隊長、浮竹隊長、卯ノ花隊長、更木隊長……じぃ先生?
いや、そんなこと有り得ない。彼らがそんなことするはずない。
ほんの数秒、沈黙が続いた。
夕暮れの明かりに照らされた地獄蝶が1羽降り立った
「はて、なんの連絡やろ?」
『特務隊員、佐伯ポインティ殿に御報告申し上げます 極囚朽木ルキアの処刑の日程について最終変更がありました 最終的な刑の執行は現在より29時間後です これは最終決定です 以降日程の変更はありません』
ルキアの処刑が早まる?
「あぁ、そのことか。まだ君、正式な隊長じゃないから、伝達遅なったんやろ。護廷十三隊に属してるわけでもあらへんからな。」
「このようなことってよくあるんですか?」
「さぁ…こんなん初めてやなぁ~」
「旅禍がルキア奪還の為に動いてるから早く処刑を済ませようということか、それとも……ほかの理由?あ、そういえばギン隊長はなぜここに?」
「散歩や、散歩。あ、そうや、今時間あるし、一緒に散歩する?」
「隊長は、、寂しくないのですか。悔しくないのですか。」
「なんのこと?」
「……藍染隊長とは直属の上司と部下だったと、聞いてます。」
「あー。」
ギン隊長が歩き出した為、私もそっとついて行った。