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【BLEACH】

第56章 完現術篇 転


「準備は始めておこう。しかし、月島秀九郎と銀城空吾がなぜ仲違いをしておるのか把握しておきたい。罠の可能性も捨てきれん。ポインティ、探れるか?」
「はい。やれるだけやります。」
「では、ポインティには完現術者へ近づき彼らの腹の中を探ってもらおう。報告については技術開発局の旧映像庁から直接映像を届けさせる。こちらのタイミングで刺客を送る。その時まではお主単独では何もするな。しかし臨戦態勢はとっておくよう。」
「かしこまりました。」


隊首室を出るとルキアがいた。

「ルキア!」
「浦原から連絡があった。一護の霊力を取り戻すためのモノが出来たから来て欲しいと。」
「うん。ルキアが仕上げないとね。」
「しかし、一護の霊力が戻ったとなると……」
「一護に霊力が戻っても死神の力が戻ったわけではないでしょ。面倒事はなんとかしておく。はやく仕上げてね。」
「あぁ。ポインティも無事でな。」
「あー、あと、ちょっと喜助さんとちょっと……ちょっとちょっとな感じでさ、今。」
「なに?あの男、ポインティに嫌なことをしたのか!」
「どちらかと言えば私がしたの。だからちょっと避けちゃってるのよね。あとで様子聞かせて!この任務終わってからちゃんと謝ろうとおもってるから!」
「承知した。恋のキューピットとして名高い私に任せておけ。」
「初耳〜」

再び現世に降り立った。まず私がすることは……月島秀九郎に近付くことだ。

部下から報告があったところへと向かってみた。一護は間もなく完現術を扱えるようになる。そうなれば、銀城空吾はきっと彼の完現術を奪うだろう。浮竹隊長曰く、尸魂界へ復讐を企む恐れがある、と。なんにせよ、彼に近付きつつ、暗躍する月島秀九郎を探る必要がある。

彼が一護周辺の人物に偽の記憶を植え付ける所以はなにか。何故仲間だった銀城空吾一行と敵対するのか。
……銀城空吾側からの月島秀九郎の話が聞ければ良いのに。だけど私には銀城空吾との接点が無い。月島秀九郎の記憶改変の中にも銀城空吾なる人物いなかったしなぁ。

……よし、こうなれば。サドくんにぴったりくっついとこ!そしたら銀城空吾の場所がわかるかもしれない!月島秀九郎の霊力はこの辺にないし!
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