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【BLEACH】

第55章 完現術篇 序


「そうだ、あんたさ、崩玉取り込んでも見た目は変わらないのよね。どうして?」
「融合したいとおもってないですもん……。それに喜助さんが多分私に仕込んでます。」
「融合しないように?」
「多分。死神と虚の境を取り払うものというそもそものことがありますので、そこばかりは虚化という形で現れましたけど、それ以上は恐らく融合という形では何も無いかと。」
「よかった〜あんたが変な事になったらどうしようかと思ってたのよね!」

雛森さんの前で言っていいことかそれ。

「しかし、ポインティの魂魄と崩玉は相性がいいのではないか?防壁を無視して崩玉を取り込んでいただろう。私にはそういったことはなかった。」
「崩玉の意思ってやつかな?よくわかんないや。」
「全く。浦原の奴、とんでもないもの作りやがって!」
「あはは。確かにそうですよね。」


こういう話ができるのも、全てが終わったからだ。


「あらやだ、もう2時間?」

ウエイトレスが私たちに声をかけてきた。

「ちょうどいいんじゃないですか。ほら、食後の運動が出来そうですよ。」

雛森さんが西の方角を指した。

「虚というかこれ、えっ、虚?」
「え、虚じゃないですか?」
「ただの虚ではなさそうだな。」
「ああ、ポインティは先に出てて!ここは私達が払うから。外に出て、この霊圧の捕捉お願い!」
「はい!ありがとうございます。」

意識を集中してみる。虚にしては大きい霊圧だ。

「あんたのとこの隊長太っ腹じゃない!」
「私の分まで払われていた。後で礼を言いに行く。」
「朽木さんも来るって言ってたから……」
「どうしたの?」
「平子隊長が出してくださってたんですよ。」
「ほんと!?後でお礼行こう!……と、一応場所はなんとなくわかったよ。通信機無いから具体的なとこまでわからないけど。」
「一番隊の管轄ではないのか?我々が行って迷惑ではないか。」
「ん〜多分、今日の駐在は……楢津尾十八席のグループかな。この霊圧多分大虚なんだけど……。」
「大変!手助け必要なんじゃない?」
「食後の運動!しに行きましょ!」
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