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【BLEACH】

第55章 完現術篇 序


旧一番隊への異動は誇らしく、エリートの証とも言われていたというのに虚しい。

けど、私も無い。

「今まで隊長だった人の中では?……とはいってもつい最近まで他の隊長と顔を合わす機会とか無かったわけですけど……。」
「そうなの?」
「そうよ。隊長同士、副隊長同士はあってもギリギリ席官で他の隊と交流はあっても割と誰がどの隊ってのは興味無かったわね。平隊員なら同期くらいかしら。」
「席官でも他の隊長に会うことなんて稀だもんね。名前と顔が一致しないことあったな。」
「なんだったら恋次なんて隊長の名前すら怪しかったぞ。」
「まじか。」
「そうねぇ歴代の隊長……。日番谷隊長の前は志波隊長だったわ。」
「志波ってことは志波家の?」
「そうよ。本家ではないそうだけど。それにしてもサボり魔で困った隊長だったわ!日番谷隊長に代わってくれてせいせいする!」
「あとは……誰かな?」
「私は直接お会いしたことは無いが、六番隊の前の隊長はお爺様だった。」
「朽木家はナシナシ〜。」
「じゃあ元二番隊の四楓院夜一さん。」
「あぁ、あの人よく知らないけどなんとなくうまが合いそうなのよね。」
「私、会ったことないなぁ。」
「確かに彼女は四楓院家の当主だったこともあり、兄様に劣らない素質がある。」
「お兄ちゃんよりお節介なところあるね。」
「四楓院夜一はアリね。」
「あとは?」
「浦原喜助だな。私は無しだ。」
「私もよくわかんないから無し、かな……。」
「うーん。私もなしね。」
「なんで、なんでよ?!」

思わず立ち上がる。ついでにマカロンとモンブランとチーズケーキを追加してブラックティのおかわりを入れる。

皆も立ち上がり思い思いのスイーツをとる。

「だってなんかさ〜胡散臭いじゃん?」
「乱菊さんそればっかりー」
「なんていうのか掴みどころがないという印象?うーん。隙があるようで無いみたいな……?」
「雛森さん、それは確かにそうだわ。でもそれ上官としてのマイナスポイントになる?」
「上からの命令に不満があったら、従わなさそうだと思わぬか。」
「うーん。あるな。」
「あれが上官だと色々面倒だろう。研究の手伝いとかさせられそうじゃないか?」
「その結果が技術開発局でありまして。」
「平ならまだしも、副隊長はしんどそうですね。」
「ひよ里しんどかったのかな……。」
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