• テキストサイズ

【BLEACH】

第54章 original~反実仮想篇~



実は……と言いながら今までのことを話した。

「精神疾患かなと思って医学書とか見たんだけど……私にはてんでさっぱり。」
「その線でも四番隊の方に聞いてみましょうか。その類だと貴女の言う記憶は全て空想ということになります。」
「そうなんだよね……」
「しかし、オムライスとやらの話を聞く限りは完全な空想とは思えませんね。それに、話を聞いていると文明が発展した現世の話を聞いてるような気がしました。」
「現世か。たしかに、私が生きてた時の記憶ではないと思う。」
「どこぞの姫君ですものね。」
「あっ、れ?そうだった?」
「と、かなり昔聞きました。」
「そう、細々とした記憶も無いの。言われたら思いだせるけど……。真央霊術院での授業関連や生徒情報は全て抜けてたと言っても過言じゃない。教案を見て今はなんとかやってる。」
「他には何かありますか?」
「ん〜」

じっと喜助さんを見た。

「喜助さん若くなったなぁ。」
「へ?あははっ、そうっスか?部下にはやつれたと言われたんッスけどね。」
「平子隊長もひよ里にも新鮮さみたいなのを感じたんだよね。あぁ、あと矢胴丸副隊長にも。」
「一部の人間に対しての違和感ッスか。」
「一部というか多分ほとんどの人に……若いなぁとかなんとか。髪型変えた?とか……でも、自分だけは老けた?みたいな……」
「それは面白いですね。」
「やっぱり病なのかなぁ。現世の本とか見て、食べた気になってるのかな。でも作り方すごくわかるんだよ……。ケチャップあれば作ってあげたい。あ、関西の天津飯なら作れるかな。」
「作れそうなら食べてみたいッス。」
「ねぇ、私わりと悩んでるんですよー?」
「記憶にない記憶についてはこちらでも調べてみます。」
「あ、でも仕事優先ね!休養優先ね!」
「わかってるッス。」

直後、ひよ里の飛び蹴りと共に喜助さんは退場した。

関西風天津飯。"関西"というのは現世の日本における西側、主に大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀を指す。日本の東、首都東京周辺を指す関東とは何かとライバル関係であり、文化が異なっている。天津飯を例にすればケチャップ餡だ。他にも出汁の文化、おにぎりの握り方、マクドナルドの略し方……

マクドかぁ。てりやき食べたいなぁ。
/ 1032ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp