第11章 尸魂界篇:旅禍侵入
「佐伯君は聡明な女の子だよ。今、どちらに着くべきかわかってるはずだ。」
と藍染隊長が私の肩に手を置いた。
「私は新生一番隊の隊長です。」
と言うと藍染隊長がぽんぽんと肩を叩いた。
「ほんなら、ま、頑張りや~」
とギン隊長は歩いていった。
「市丸隊長!」
「ん?」
「ありがとうございました。」
「なにが?」
「心配してくれたことです。今も、この前も。」
「ただの気まぐれや。」
ギン隊長は瞬歩で消えた。
私もみんなの下へ急いだ。
指示内容を伝える。
鏡山双子が連携を取り、移籍が済んでいる隊員たちに指示していく。
「隊長!」
「だからまだ隊長じゃない!」
と言うと、2人がにやっと笑った
「「異常無しです!!」」
「やけに元気ね……」
「「そんなことないです!」」
「……ま、ルキアをこんな目に合わせた奴だから1発ぎゃふんと言わせなきゃ。同じ人間だとしても。」
「じゃ、世たちにイレギュラーの力を見せてくださいね!」
「よし、やるぞ!」
数時間後、地獄蝶が飛んできた。
旅禍が退いたらしい。
「みんな、厳戒態勢は続けておいて……でも、旅禍は退いたらしい。」
「えぇ~出番がぁ。」
「旅禍が退いたのはいいことだよ。」
それから暫く経ったあと
隊首会が開かれた
「…来たか。さあ…今回の行動についての弁明を貰おうか!三番隊隊長…市丸ギン!!」
隊舎内に総隊長の声が響き渡る
「何ですの?呼び出されたか思うたらこない大袈裟な…尸魂界を取り仕切る隊長さん方とポインティちゃんまでがボクなんかの為に揃いも揃ってまぁ…」
「ふざけてんなよ…テメェ一人で勝手に旅禍と遊んできたそうじゃねえか。しかも殺し損ねたってのはどういう訳だ?テメェ程の奴が旅禍の5、6人殺せねえ訳ねえだろ」
「あら?死んでへんかってんねや?あれ…」
と飄々と言うギン隊長
「何!?」
更木隊長の凄みに負け私は黙り込んでしまった。
「いや、てっきり死んだ思うててんけどなぁ…ボクの勘も鈍ったかな?」