第11章 尸魂界篇:旅禍侵入
「ルキアに会いたいです…」
「会えんことないやろうけどな。いくらなんでも面会くらいできるやろうし。会ってどうするん?ここから連れ出すん?」
「連れ出せるのならそうしたいです。」
「ポインティちゃんならほんまにそれが出来そうで怖いな~ちょうど今、抵抗もせんと朽木隊長たちとこっち向かってるって話やで?自分の罪と向かい合う覚悟したんやろうなぁ、大人しゅうしてるらしいで。」
「死刑も有り得るって、分かってるんでしょうか。」
「せやろな。あの子、聡明やし、自分が処刑されるかもってある程度わかっとんちゃうかな?」
「……ルキアがこっちに来たら会いに行きます。」
「ポインティちゃんの会いたい気持ちはわかるけど、死を受け止めたあの子にとってそれってどうなんやろなぁ?いたずらに生への執着を引き起こすだけやない?」
「…………」
返す言葉が見つからない。
「半端な優しさや愛情は時に相手を傷付けてしまうんやで。」
善意を善意として受け取るかは全て相手の判断だ。私と会うことで少しでも心休まるならと思ったが……いや違う。私がルキアに会いたいというただの我儘だ。
「まぁポインティちゃんの好きにしぃ。そろそろイヅルに見つかるから行くわ。」
とギン隊長は去っていった。
その数分後、ルキアの霊圧を感知したがルキアに会いに行くことは無かった。