第11章 尸魂界篇:旅禍侵入
一番隊の結成式、隊長の任命式が近くなったある日。
「え?ルキアが罪人?どういうことですか?」
朝、とんでもないニュースを鏡山双子から聞いた
「なんでも、人間に死神の力を与えたとか。」
「それだけで?」
「隊長の場合は、死神の力が備わっていたから例外ですけど、与える事は禁じられてるのですよ。大罪です。」
「そんな……朽木隊長は?」
「…現世です。」
「ルキアを捕まえにってこと?」
「朽木隊長、クールでかっこいいけど血も涙もないですね、」
「じぃ先生に話を聞いてくる!」
「ちょ、隊長……!」
「まだ隊長じゃないよー!」
とさけびながら今の時点ではまだ一番隊である隊舎へむかった。
「じぃ先生!」
ノックもしないで部屋に入るなとひと吠えされた
「じぃ先生!ルキアが罰せられるってほんとですか?」
「……もう耳に入ったか。朽木ルキアは人間に死神の力を与えた。罰せられなければならない。」
「どのくらいの罰ですか?」
「極刑が下されることもある、重罪じゃ。」
「そんな…処刑されるほどのこと?浮竹隊長は?」
「中央四十六室の判決は絶対だ。隊長といえどそれを覆すことはできん。」
「どうしてそんなことに」
「…死神である以上は今回のような事も少なからず経験する。また、隊長でいる以上は隊員の死を見ることもあるのじゃ。幼く、人間であるお主には辛いことであろう。だが、異例中の異例でお主を隊長へ昇進させたその意味、今一度よく考えてみるのじゃ。」
私はとぼとぼと帰っていった。
「あれまポインティちゃんやん。どないしたんそないな顔して」
とギン隊長に声をかけられた。
「お久しぶりです…」
「久しぶりに見たポインティちゃんの顔が曇ってるんはイヤなんやけどなぁ。なんかあったん?」
「ルキアの件……」
とだけで言うとギン隊長は察した。
「あぁポインティちゃんの耳にも届いたんか。」
「死神の力を人間に与える事が悪いとは思わないんですけど、それは人間である私とここの人の価値観の違いだと思うので……でも最高刑が下されることもあるなんて酷すぎないですか。」
「ポインティちゃん、あの子に良くしてもろてたんやっけ?そりゃ悲しいやろな。いくら僕でもあの人が決めた事には意見出されへんのや。ごめんな。」