第52章 original~空座町怪死事件篇~
一護と似てる?
「現世的な考えやなって話や。俺は……まぁ100年程あっちおって、人間と関わることもようけあったから、人間の考えそうなことはよくわかる。理解もできる。」
「……尸魂界、ここでの考え方ではないんですね。」
「あぁそうや。でも、その考えは大切や。部下を大切に思えへん奴なんか隊長になる資格なんかない。ただ、ポインティちゃんの考え……所謂自己犠牲、響きは言いけど、隊長が自分を犠牲にするっちゅうことが、部下にとってどういうことか、考えた方がいい。」
なんとなくでしかわからないが、伝わってくるものがあった。
「平子の言った通り。お主は一番隊隊長になるべくしてなった。現世的な思考は実に重要ではある。が、組織の上に立つ者という自覚が欲しい。まだ幼く、これから色んなものを見聞きし、成長し、尸魂界と現世を背負うポインティだ。つまらぬ事でお主が絶えてしまっては二つの世界にとっては大損害じゃ。」
「もう、怒られてるのか諭されてるのか期待されてるのかわかんないし。」
声が震えてしまった。
「自分を大事にせぇってことや。ポインティちゃんの立場考えたらわからんでもないけど頑張りすぎやねん。」
「考えてみます。」
そう言って俯いた。
「……よかろう。では報告を。」
報告した後、アリカの処遇後に事件の最終報告書をまとめるように言われた。
「はぁ。」
「そない落ち込まんでもええよ。ただ、よぉ考えてみ?ポインティちゃん、藍染の戦いでも無茶したんやろ?隊長がそれだけ危ういことしたら、隊員たち安心でけへんで。」
「うん、わかる。……わかるんだけど、」
「まぁ、まだ幼いってこっちゃな!!もっと大人なったらわかるわ。」
平子さんがニッと笑った。
「さーて、ほな詰所戻って安静にな!」
「ありがとうございました。」
私は詰所に向けて歩いていった。
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「ほんまに……ひっさしぶりに股間がシュンてなったわ。どーせお前やろ?」
平子サンが顔だけこちらに向けた。
「あらーポインティサンには気づかれなかったのに。」
「なんやその言い方。」
「いいえ。平子さんも巻き込んでしまってすんません。」
「やっぱしお前か!!」