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【BLEACH】

第52章 original~空座町怪死事件篇~


「まって!雛森さん!着替え手伝って!!」

ごく普通の死覇装に袖を通した。

「羽織も焦げて汚れて。注文中なんだよね。仕方がないか。」

そうこうして、総本部へ出向いた。


「報告に参りました!」

扉を開けた瞬間、先生が怒ってることがわかった。

「……なぁ、ポインティちゃん、俺、急用思い出してんけど?」
「ひ、平子隊長?手伝ってくれるんですよね?報告。」
「阿呆、俺は運んでやっただけや!!」
「平子隊長、一緒に入ってよ!!!」

「はよう入らんか!!!平子もどちらかにせぃ!!!」

「「はいっ」」


平子隊長も入ってきてしまった。


なんでじぃ先生こんなに怒ってるんや……!!!


「あ、あの……」
「報告を受ける前に……その手はどうした。」
「お揃いですね……なんちゃって」
「どうした、と問うておる。」
「えぇと……斯々然々です。」

「馬鹿者!!!こんなに大怪我をしよって!!!それに飽き足らず、よもや治療までも後回しになど!!!今までの戦いでも常々思っていたが、お主は護廷十三隊、一番隊の長としての自覚があるのか!!!自分の身を重んじることの出来ぬ奴が部下の身も重んじることができるわけがなかろう!!!」


部屋に響くドスの効いた声。

「え、いや、、私は、……私は」

だれかが傷つくことならば、私がやりたい。
だれかの手を煩わせることをしたくない。


―自己犠牲 といえばそうだ。


私のことは後回しでいいと思っている。


「自覚は……あります。だけど、そのように言われるとは思っていませんでした。」
「主のような奴をたくさん見てきた。故に、言い分は理解しておるつもりじゃ。それに、お前の性分であることもわかっておる。それ自体が悪いことではない。お主は"過ぎる"のじゃ。言ったであろう、ポインティは一番隊の長。隊の長たる者、それは改めなければならん。」
「部下を危険な目に晒すことになるならば、私が出向きたいと思うのはいけないことですか。私が我慢して事が進むならば、我慢します。いけないことですか。」

そう言うと、後ろの平子さんが口を開いた。

「口挟むようですまんな、ポインティちゃんの言うこと、よぉわかんで。なんや、一護とよぉ似てるわ。」
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