第52章 original~空座町怪死事件篇~
一番隊から天月三席とレミリア五席、一番隊員10名、技術開発局員4名を呼び寄せ、ここの建物の調査、保管を行わせた。
「隊長!?手首は?!」
「んー手羽先になった。」
「はぁーっ!?」
「あの、隊長ほんともうあなたって人は……ここは私と三席で指揮を執るので、早く治療に、」
「先に尸魂界に、報告してくる!!」
くるっと振り向いた。
「喜助さん、穿界門開いてください!」
「もう開いてますよ。」
地獄蝶の導きで断界をあるいて、外に出た。
「お、西流魂街じゃない。」
「ええ、正式ルートッスよ。」
瀞霊廷の中にある穿界門だ。
「喜助さんをここまで来させたのはちゃんと治療させるためだよ。」
喜助さんは恐らく、私の腕がこうなってなければ尸魂界に共に来なかっただろう。鉄砕さんに治してもらっておーしまい。また寝ずに研究。
でも、今回はちゃんと療養する必要がある。
織姫さんに治してもらうのもきっと躊躇うだろうし。
彼女の能力は崩玉から生まれたものだ。
彼女の運命を大きく変えたきっかけを作った喜助さんは彼女の力を自分の為に使って欲しくはないはず。
「少しくらいは療養したらどうです?」
振り返って笑いかけた。
「そう、ッスね。じゃ、四番隊にお世話になるついでに、貴女への小言を考えておきますか。」
「さっきからのその小言ってなんです?」
「自分の胸に当てて考えてください。」
そう言って私の左腕を叩いた。
「え、いたっ!!いたぁぁぁ!!!!麻酔きれたぁぁ」
「と、いうことですので、ポインティサンも一緒に綜合救護詰所行きますよー」
「行くぅぅぅ……」