第51章 original~投獄篇~
「ばかな……私が霊力を使用している時は目を覚ますことはできないはずなのに。」
「えぇ、そのようね。私からは霊力を感じられないはずよ?」
「……ならばなぜ!!」
「貴方さっき言ったじゃないッスか、ポインティサンは現世に肉体をもつ……と。」
「そう、ただの人間。霊子変換機によってここに居られるんだけどね。……喜助さん、そろそろおろしてよ?」
お姫様抱っこが妙に恥ずかしい。
「えぇ、今降ろしたら地面にバーンですよ??」
「地面に!!ちゃんと!!おろして!!!」
喜助さんは地面に着地してから私を降ろした。
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「ポインティサンの肉体はここに置いときますッス。ささこサンに義骸に入ってもらってるので、実家のことは心配なさらず。」
私は一番隊隊舎の中にある副官宿舎に幽閉された。
幽閉されたが、私が捕えられたことは総隊長と副隊長、一番隊の五席以上の者しか知らず、瀞霊廷は未だに厳戒態勢が敷かれていた。
私が潔白であることを証明する機会を与えてもらったのだ。
そして4日後、私は副官宿舎内で気を失った。
リンが本部隊舎にいるレンに連絡。星である六ノ宮が動いていることは平子隊長から連絡があり、後ろをつけてくれていた。夜一さんが彼に襲われるように先回りしてスタンバイ。喜助さんが六ノ宮の決定的瞬間を鏡に映し、それを総隊長室及び中央四十六室へ映し出した。
肉体に戻されると目覚めることができた。リンが鏡を通じて喜助さんに連絡。彼はわざと戦線から離脱し、隙を見て義骸を置いて鏡の力で一番隊隊舎へ。
「貴族至上主義っていうネーミング、どうにかして欲しいですよ!!私、別に流魂街出身とか貴族とか気にしないですもん!!!」
鏡から聞こえる六ノ宮の話にリンがぷんすこ怒っている。
『リン!!聞こえる?』
レンが話しかけてきた。
『中央四十六室から伝令が降りたみたい!六ノ宮を取り押さえろ、だって!!』
「よーし!!隊長!!我々に指示をください!!」
私はにこっと笑った。
「全員通常業務に戻ることを伝えて!そして、私の死覇装と隊長羽織を用意しておくこと!」
「承知!!!」
「元気そうでよかったッス〜。」
喜助さんが鏡から迎えに来た。そして今に至る。