第51章 original~投獄篇~
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「ほら、入りィや。」
「リサさん、、え?本気?」
翌朝、リサさんがやって来て、スーツケースの中に入れと言った。
「だって〜こっちからあっちに大荷物運ぶことないッスもん〜今、そんなことしたら怪しまれちゃいます!」
「だからってスーツケースは!!」
「ウチは毎週、現世の本を大量に尸魂界に運んでる。だから怪しまれへん。大丈夫や、志波さんとこで匿ってもらおう。」
「ええぇ……」
「アタシも、昼には向かいますよ。」
「……」
三角座りでスーツケースに入った。
「ッしゃ、ほんなら行くでぇ!!」
数分後、ようやく開け放たれた時には、全身の痛みのせいで動けなかった。
「はじめまして、ではないな?」
志波空鶴さんが、顔を覗いた。
「えーと、何度かお顔は拝見したことは……あー待ってください、思い出しました、100年前くらいに一度か二度か、夜一さんの家でお会いしましたね。」
「やぁ、夜一から話は聞いておったが、こんなこともあるのだな!!本当にあの女子にそっくりだ!!」
「あははは……えーと、匿って頂き、ありがとうございます。」
ようやく座れるようになった。
「リサさんもありがとう。」
「上手いことやりや。」
間もなくして、喜助さんがやって来た。
「さて……平子隊長が例の彼と面談して、今日、五番隊に復隊するそうです。」
「じゃあ、突撃だね!」
「どうやって瀞霊廷に入るか、、、ッスけど」
私たちのやり取りを聞いていた志波空鶴さんは笑いながら言った。
「兕丹坊がいるではないか!!」
彼、門番やめさせられるんじゃ……
「では、ポインティサンこれに着替えてください。」
と言って渡されたのは"普通"の死覇装。
「一般隊士を装って入りましょう。そちらの方が堂々と行動できる。」
「変装しなきゃ意味がないよ?」
「変装道具ならここにある、好きに使い。」
と、リサさんがウィッグやらメイク道具を並べた。
赤毛のウィッグ、メガネ、襟巻きで顔半分を隠した。
「霊圧でバレたりしない?」
「その死覇装、霊子構成を変える機能がある特別性で。貴女が大きな霊力を出さない限りは大丈夫ッス。」