第51章 original~投獄篇~
砕蜂さんはゆっくり口を開いた
「佐伯ポインティがしたとは考えにくいです。……しかし彼女の力ならこのくらいの殺しは片手間でできるだろうし、反面証拠を残さないで殺す方法もあっただろうとも思います。」
「はっきり言おう、儂等はポインティの無罪を証明する為に動いてる。」
「夜一さまが?!」
「あぁ。このままポインティが刑罰を受けてみよ、残された隊員はどうなる。お主にならその気持ち、わかるんじゃないか?」
砕蜂さんは伏し目になった
「何もお主に協力は求めん。その肩には色んなものを背負うとる、お主は変わらずポインティを追うのじゃ。今は中央四十六室にポインティを全力で探していると印象付ける必要がある。」
「夜一さまがそうおっしゃるのなら、脱獄犯佐伯ポインティを全力で追って捕らえます。」
「おう、頼んだぞ砕蜂。」
「アンタらこれからどうすんの?」
「とりあえず彼の居場所を探しますか…」
「なぁ、中央四十六室はアイツの復隊望んでるんやろ?それならうちで預かるわ。元々ここの隊なんやし。そしたらアイツが逃げんようにすることだってできる。2日で眼前に並べたるさかい、アンタらは他のこと探り。」
そう言って外に出た
「総本部隊隊舎行ってくるわ〜」
「……となると、六ノ宮と中央四十六室の関係ですかね?」
「あぁ、そうじゃな。その件は儂が調べよう。貴様はどうする?」
「そうッスね〜事件現場にでも行ってみますか。あ、ポインティさんの斬魄刀ってこっそりもらえたりします?」
「ダメだ、あれは鬼道衆による特殊な結界が張られ今は触れることもできん。」
「なら仕方が無いッスね。まぁ彼女なら斬魄刀無くてもなんとかするでしょう……では事件現場へ行ってみますか。」
「貴様、ポインティを捜さなくていいのか?お前の立場ならばそれが先ではないのか?」
「あー捜します捜します!それが優先ッしたね!ではそれも兼ねて現場向かってみます!」
「事件現場は我々が封鎖してある。」
「砕蜂、喜助を通してやれ」
「……夜一さまに感謝しろ」
砕蜂さんは隠密機動の方々に声をかけてアタシに現場を見せることを許可した