第51章 original~投獄篇~
「悪いが…俺は知らねぇ。」
ルキアと一護たちが話をしていると恋次の霊圧が近付いてきた。
「ここにいたのか、ルキア」
「げ、また増えやがった!」
「恋次か」
「よぉ、一護じゃねぇか!……て、見えねぇのか」
「増えたって、また誰か来たのか?」
「……赤毛野郎だ」
「赤毛?……恋次か!」
「なるほど、こいつを通せば会話はできるだな。久しぶりだな、一護。ほれ、」
「俺様をなんだと思ってやがる!!久しぶりだな、だってよ!!」
「あ、あぁ、久しぶりだな、恋次」
「なんだ?おめぇ威勢ねぇじゃん。どうかしたかよ」
「私らの姿が見えないからか?」
コンが仲介する
「いや、そういう訳じゃ……」
「そうか。ルキア、どうだった?ポインティはいたか」
「いや、いそうにない。おかしい。浦原の所は秘密の研究室や勉強部屋含め全て探したし、井上や石田、チャドの所にも行った。まさかと思いここへやって来たのに……」
「実家の方は?」
「実家には松本副隊長と檜佐木副隊長が向かっているが…いなかったそうだ。今、周辺を捜索中だと連絡が入った。」
「斬魄刀を持たないポインティが現世へ行けるはずがない。やっぱりまだ尸魂界のどっかに……」
「浦原が昨夜運んだ荷物の中にポインティがいたんじゃないか、という話だったが…その荷物の中身は日番谷隊長、松本副隊長、平子隊長、雛森副隊長他五番隊隊員が見ている……やはり尸魂界か…」
「中央四十六室の命令で殺気石のブレスレットも身につけてるらしいから自力で脱獄したのならまだ精霊艇かもな。」
「おい、まだここにいんのかよ」
一護が尋ねた
「なんだ、悪いか」
「なんだ、悪いか、だってよ」
「いや、別に悪くは無いが」
「ははーん、もしや、疚しい隠し事があるのではないか??」
「ギクゥ……あ、あるわけねぇだろ!姉さん!!」
「まさか、私が来ないからってヤラシイ本をどこかに隠しているのだろう!!」
「なんだ、すんげぇ俺、恥じかかされてる気がするんだが」
「姉さんが来ないことをいい事にヤラシイ本をどっかにかくしてるんじゃないか、だってよぉ〜」
「はぁ!?んなもんねぇわ!!言いがかりだっての!!」
「一護、恥ずかしがることはねぇよ。立派な男である証拠だ。」