第51章 original~投獄篇~
「ひよ里さん!」
ひよ里さんは邪魔するで、と言ってズカズカ部屋に入ってきた。
「なんや、ここは。客人に茶も出さんのか!!」
「え、あぁすいません、」
「店長、ここは自分が」
鉄砕サンが出したお茶に文句を付けながらもズズっと湯呑みに口をつけた
「ウチも確認はしてきたけど、誰にも監視されてへんな?」
「……ええ」
「ポインティのことは真子から聞いた。……お前、尸魂界行くやろ?」
「……そのつもりです。」
「お前のことやきっともう作戦は考えてるはずやろ。でもまだここにおるっちゅーことはまだ実行して成功する確率が低い言うことや。ちゃうか?」
「流石はアタシの副隊長さんだった方ッス〜」
「阿呆!ハゲが!!お前の部下やと思ったことなんて1度もないわ!!」
「すいませんすいません。」
「…ここからは真子の推測や。」
『ポインティちゃんを救出するには、一つ、二番隊の拘置所に忍び込み、誰にも気付かれずポインティを外に出す必要がある。二つ、誰にも気付かれず現世へ帰る。三つ、絶対的に安全な場所を確保しなければならない。一つ目は十二番隊隊長なる前は二番隊で三席してたんやから喜助にとってそこまで難しい話やないやろう。せやけど、問題は二つ目や。二つ目が成功しなければ三つ目も成功せん。誰にも気付かれずに現世戻るってのはコソコソと穿界門開いて帰る言うことや。でもかえってそれは危険。コソコソと穿界門開いたことがバレたら疑いの目は喜助に行くやろう。そうなれば絶対的に安全な場所は作れへん。……ポインティちゃんが殺人なんてするはずないし。あの現場はいかにもポインティちゃんを容疑者にするという意志が込められてる。俺の立場で出来ることといえば正面から穿界門を開くことしかない。第2回査問も終わってしもうたし、中央四十六室はポインティちゃんを殺人罪、偽証罪、反逆罪で罰するつもりや、下手したら処刑、4桁単位の投獄も有り得る。中央四十六室が判決を下す前にやるぞ。』
「……っちゅーことや。真子はお前に力貸す言うてる。どうする?乗るか?」
「平子さん…ありがとうございます、お願いします。」
「っしゃ、ほな、リサ呼ぶわ。この件に関してはリサが仲介役してくれてるからな。」