第50章 original~怪異篇~
私が炎月の話を聞いていると、シャーロットが刀を天に掲げた
「"セールマン" 」
そう言うと、突撃
斬魄刀が氷月になり、鞘ごと手を氷らせ始めた
「氷月!!?」
私は鞘を出して氷を砕いて斬魄刀を手放した
腕に残った氷はゆっくりと腕を侵食していく。
次に、斬魄刀は水月へと変わり渦が現れた
「水月!?縛道の三十九【円閘扇】」
楕円形の簡易の盾で渦を弾く
「どういうこと?」
そうこうしてる間にも左手は凍っていく。
氷月の氷をコントロールできない。
「知りたいですか?」
シャーロットが尋ねてくる
「貴女の帰刃の能力?」
「帰刃かどうかはわかりませんが、私は斬った相手に忠誠を誓わせる力をもっています。貴女のその刀は既に私に忠誠を誓ったため私の指示で動きます。」
「なんてことをしてくれたんでしょうね。」
私は斬魄刀の柄に触れ、風月を呼び出した
『ヤバイヤバイヤバイです!水月と氷月が暴れて出てきそうですよ!!』
『なんとか炎月と花月で抑えてるけれど…っ』
風花と秋風の声が聞こえてくるがどこか安定感が無い。
しかし、刃を交えられないなら遠距離の風月が一番良い。
『片手しか使えないのに大鎌扱える!?』
と風花が尋ねてきた
シャーロットが近付いてきたため、一振り、二振りして風の刃を作る
「そのようなこともできるのですね。」
「風の刃ならどうしようもないでしょう」
「ええ、そうですね。しかし貴方も片手でその大鎌を扱うのは厳しそうにみえます。」
「ええ。かなりね。」
私は風月に呼びかけた
『風月、みんなと一緒に水月と氷月を抑えといて。』
『え?じゃあどうやって戦うの?』
『破面相手に素手は駄目だよ!』
斬魄刀が使えないならばこれしかない。
『鬼道がある。』
『いーやいや、鬼道でも駄目でしょ』
私は斬魄刀を閉まった。
左手の感覚が無くなっていく。
早く仕留めよう。
「縛道の六十一【六杖光牢】」
シャーロットを取り押さえる
「この程度で捕縛できるとでも?」
シャーロットは霊圧を上げていく。
すると六杖光牢が外れていった
「六杖光牢を外されるとなると…六十番辺りの縛道は厳しいかな。」