第50章 original~怪異篇~
私は虚を一撃で倒した。
「ポインティ……」
「詳しいことはあと。私のことが見えてるなら肉体を守っててね!」
と行って空を翔けようとした。
するとまた大きな霊圧が感じられる
その大きさに私のことが見えないクラスメイトや先生が気を失った。
これは何の霊圧だ。
ただの虚ではない。
「おい!織田!大丈夫か?!」
「なんでみんな急に倒れたんだ!!」
「……ポインティ」
七海の声に振り向いた
「ポインティは強い?」
その眼差しは助けを求めるものだった
「自慢じゃないけどこの世界じゃトップだよ」
少し視線をずらしたあと、私に瓢箪を差し出した
「私を助けて……お願い……」
七海の手を握った
「もちろん。」
尸魂界に連絡をとった
『こちら技術開発局 通信技術研究科の壺府リンですー』
「こちら一番隊 佐伯ポインティ。現世にて複数の虚を確認。一番隊に応援要請をしたいので隊舎と繋げてください。」
『佐伯ポインティ隊長ですね、少々お待ちください……繋げます』
「こちら佐伯です。私の住む街から通信を行っています。ここで複数の虚を確認。職務中の隊員の中で一番高い席官に従い、鎮静に向かってください。私は別件で動きます。被害が大きくならないうちに宜しくお願いします。」
これで虚は大丈夫だ
「……あっちの霊圧も気になるけど…手短にお願い」
「私、ここ最近1人で肝試しに行っててん。そしたら、鷹司さんっていう人に出会ってこれを渡された。心霊スポットでこの瓢箪の蓋を開けて20秒したら閉じて欲しいて頼まれた。これで迷える魂を導くことができるって言われてん。また1週間後瓢箪を回収するからそれまでに溜めておいて欲しいって。でもこの瓢箪を持ち始めてから幽霊?がほんまに見えてきて……1週間後、指定の場所に行ったらたくさんの幽霊を化け物に食べさせてた。これが魂を導く方法とは思えなくて……逃げたの。……瓢箪持ち始めてから幽霊も見える様になるし…誰かに追われてるんじゃないかって思うようになって……」
七海は言えることを全て話してくれた
クラスメイトも呆然とそれを聞いている
「……そうね、私が見えるんだからその瓢箪の放つ霊圧に当てられて霊力が高くなったのかな」