第49章 死神代行消失編~取り戻せ~
「いいいった!!」
「え?痛かったッスか?」
「病院でする注射は平気だけど!!喜助さんの痛すぎ!!」
「それはすいません」
「じゃれ合うなら余所でしてくれたまえ。見てて不愉快だ。」
私は立ち上がった。
「さて、コンさんのとこ行かなきゃッスね。」
研究室に入ると
ネムさんの霊骸がいたがものの数秒で取り押さえられた
コンは義魂丸が出て倒れてしまっていた。
望さんと因幡影狼佐の姿も無い。
そしてコンはネムさんの身体を借りて喜助さんと共に皆が戦う場所へ向かった。
激しい戦闘の末に因幡影狼佐は死した
望さんと共に。
「ご苦労じゃった。」
総隊長が戻ってこられた
「勇音、ここの指揮は任せましたよ。」
「はい!」
怪我人の手当を四番隊が行う。
「リン、一番隊からも救護班を呼んで」
なんとなく一護たちはまだ声をかけにくい様子だった
「喜助さん、手当を受けてください。」
「アタシは大した怪我じゃありませんから大丈夫ッス」
「でも私を庇った時に背中を…」
「このくらいなんてことありませんよ。ポインティサンこそしっかり治療してもらってください。」
そう言って一護たちに歩み寄った。
その後、事態は収集し、建物の修復の目処もたった。
「ポインティさんとああやって戦えるなんて…嬉しいような…少し妬いてしまうような」
一日の休みを貰って喜助さんの元で過ごすことになったある夜
「妬いてしまう?」
「ポインティさん、強すぎますよ。そりゃまだ未熟な部分もありますけど、だからこそ、成長できるからこそ恐ろしい。アタシなんてすぐに越されてしまいます。」
「越されないように修行してくださいな。私を守ってください。」
「そりゃうかうかしてられませんねぇ」
遠い月を眺めながら笑う喜助さんの横顔は昔とちっとも変わって……いや、増えてる。
目尻にできた皺に触れた。
「どうかしましたか?」
「こんなに皺ありましたっけ?」
「あぁ〜ヒドいッス!!老けたってことッスか!?」
「老けたのは事実だけど、ここの皺って笑うと出るものでしょ?ってことは喜助さん、護廷にいた時より笑えてるってことですよね?」
「色々ありましたがプレッシャーとかはありませんからねぇ」
「こっちの生活の方が喜助さんの性にあってるのかもしれませんね」