第49章 死神代行消失編~取り戻せ~
煙の中そんな声が聞こえた。
「かなり痛い、けど……」
なんとか立ち上がった
虚化してなきゃ大怪我だったかもしれない。
「いやー、これでも駄目っスか~」
「ね?言ったでしょ?私はこれしきじゃ殺られないって。」
「あんまり貴女たちに構ってられないから……そろそろ決着つけましょうよ。」
私は自分に向かっていった。
「風月!……なに?」
風月の風の刃が放たれた瞬間、私は自分の目の前に移動し、斬魄刀を胸に刺した
「これは……氷結刻印?」
霊骸は炎月に変えた
「懸命な判断。炎月の熱で氷結のスピードは遅くなる。」
水月に変えるべきだろうがそのまま氷月で戦った
「氷の方が不利だってわからない?」
「そんなこと知ってるよ」
水月の水だと炎月の火で一瞬で蒸気になるかもしれない
だったら氷のまま戦うべきと判断した。
じゅっという水が蒸発する音が聞こえ、辺りが少し曇っていく
「おかしいな?炎月の威力が弱まってるよ?」
「……蒸気か。」
「【鎖条鎖縛】」
「うわっ、油断も隙も無いな……」
喜助さんが縛道を仕掛けてきたのを断空でふせいだ
「技名すら言わずに断空だなんて…恐ろしいッス」
と味方の喜助さんに言われた
「威力が無いから破道は防げないけどね。」
「いやいや、頭下がりますよー。アタシの縛道防がれるなんて」
霊骸の喜助さんが言った
「それにしても湿度高くてジメジメしますね。」
「我慢して。炎月を抑えるためですよ。さて、もっとジメジメさせますよ。」
辺りに冷気が満ちる
「喜助さんまで巻き込むつもり?」
この冷気に長時間触れていると身体の表面が凍っていく
「喜助さんの身体が凍る前に貴女の身体が動かなくなるわ」
氷結刻印をされてる以上、炎月を手放せないはずだ。
私は氷の刃で攻撃した
火の威力で氷の刃は水へと変化する。
「炎月が本調子なら蒸発させちゃうのにね~」
「こうなれば……」
霊骸の霊圧が上がった
「一撃技は使わせない。」
霊骸の身体から植物のようなものが現れた
「……いつの間に!?」
「いつの間に?おかしなこと言うわね。気付かなかったのは貴女よ。」