第49章 死神代行消失編~取り戻せ~
「貴女も勘違いしないでよ。これは私たちが貰ったんじゃない。蓮美ポインティのものなの。貴女が言えたことでもないはずよ?」
「…人が気にしてることをよくまぁ言えるわね。私そんなことしてる?」
「精神攻撃だって戦術のひとつよ。さて、先制攻撃は貴方に譲るわ。お先にどうぞ。」
「アタシたちも始めましょうか。時間が無いので。」
「どこからでもどうぞ。」
「…守護せよ【風月】」
『ぇぇ?あたし?どうせ出番ないと思って今から寝ようとしてた!』
「花月、炎月、氷月対策か。なるほど。じゃあ私は守護せよ【水月】」
二つに構えた鎌で斬撃を受け流す
距離を取って風の刃を放つ
「【明鏡止水】」
水に浸かっていく感覚
「……っ」
「流石私。これが決して幻術を解く為の技じゃないって知ってる。明鏡止水は幻術をみせる技。でも幻想をみせる幻術ではない。真を見せる幻術。記憶の中にある自分が熱中するもの、自分が恐れるもの……これは貴女の水月を使っても解けやしない。」
「この水の感覚が頭まで来たら…暫くは戦闘不能ってか。」
斬魄刀を氷月にした。水全てを凍らせる。
「自分の身体も凍らせた?!そんなことしたら、胴体が崩れるって……」
「貴女ならわかるでしょ?私の斬魄刀は私を守護する…」
氷月の氷が砕けるも私の身体は無事だ。
私が動けるようになった瞬間、相手は鬼道を放った
「破道の九十 【黒棺】」
しかしそれは私を狙ったものではなかった
「喜助さんっ!!!」
「余所見、してていいんスか?【五柱鉄貫】」
上から大きな鉄の塊が落ちてきた。
身体を地に叩きつけられる
「イタタ…」
「いやぁ~ポインティサン詠唱破棄なのにこの威力って恐ろしい~!!」
無傷で現れた喜助さん
「まぁ~た携帯用義骸ッスか」
「不意打ち失敗?……私を抑えられたから良しでいいかな?」
「ええ、アタシだけならアタシとポインティサン2人でやれば勝てますよ。」
「ポインティサン、大丈夫ッスか?」
「重い苦しい痛い……」
「も~なんでそんな簡単に縛られちゃったんス?それ外すのかなり労力いるんでスけど」