第49章 死神代行消失編~取り戻せ~
「どうやら、アタシも戦わなければならないみたいッス。」
物陰から見えたのは霊骸の喜助さんだ。
「コンと一緒に研究室へ向かうわ。」
「やり方はわかりますよね?技術開発局でやった通りです。」
「お、おう……?!」
「すごい!コンちゃん!」
「じゃ、そゆことで。こちらから先制攻撃します。その隙に……」
喜助さんの斬撃があちらの喜助さんに当たる
その隙に私は門まで走ったが
「破道の九十【黒棺】」
突然、視界が真っ黒になった。
咄嗟にコンだけを門に投げて私は斬魄刀を握った
視界が開ける。
私は氷月で氷を作り身を守り、怪我を最小限に抑えた。
そして、目の前に私と同じ顔がいた。
私の霊骸だ。
「大丈夫ッスか、ポインティさん!」
喜助さんの元で膝をついた
「はぁはぁ…」
「あっら〜もしかしてもうバテてます?」
「まさか。」
立ち上がって斬魄刀を構えた。
「待ったかいがありましたねー?喜助さん。」
「えぇ。まさか自分と戦えるとは思いませんでしたッスよ。」
「ポインティサンの霊骸ッスか、これはかなり厄介ッスね。」
「一撃技が厄介ね。……あれ?影狼佐は虚の力を操れないんじゃなかった?」
と喜助さんを見た。
「ええ。私に虚の力……いいえ崩玉の力は無い。だからって舐めない方がいい。貴女が思ってる以上に貴女は強いわよ。」
自分の顔が前にあるって変な感じがする。
「髪の毛切ったの最近なのに…貴方も同じ髪型なのね。」
「そう!あんたが髪の毛切ってたって皆から聞いて、渋々切り落としたんだから!!」
「まぁまぁ落ち着いてくださいポインティサン、アタシはその髪型好きですよ」
「奇遇ッスね、アタシも素敵だと思います。」
「「勿体ないって言ったくせに!!!」」
やりにくい…
「どうやら、影狼佐の秘密の研究室はここで間違いないみたいっスね。」
「ぱぱっと片付けましょ」
「ええ。ぱぱっと片付けて、貴女からその髪飾りを奪うわ。」
「これ?」
喜助さんからもらった髪飾りを触った。彼女の髪にはついてない。
「影狼佐が作った髪飾りなんていらない。私はあの時に喜助さんからもらった髪飾りが欲しいの。」
「アタシが新しいのあげるって言っても聞かないんスよ。」
「これには思い入れがあるから。」
「あら、思い入れ?偽物がよく言えるわね。」