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【BLEACH】

第7章 Prologue:六つ目の力



「零下氷霧!」

黒い霧に白い霧がかかる。

温度が下がっていくのが肌で感じる

水気のせいか黒い霧の発する電気で身体がピリピリする。

刀を一振すると空気中の水蒸気が固まり氷の塊ができる。

しかしそれは落下するはない。

空間をも凍結させてしまう。

再び刃が交じりあう。

電流と、氷が重ね合う。


雷月の服が白くなり氷り始めた。


「縛道の六十一【六杖光牢】」

雷月が六杖光牢にとらわれる。


斬魄刀を雷月にむけると切っ先から雷月にむかってとてつもなく冷たい冷気が発せられる


暫くすると雷月は動かなくなった。


六杖光牢をとくと地面に急降下した。

「花月!」

落下地点に大きな花が現れ彼女を包んだ。

「零下氷霧は触れていると体内体外を凍らせる。気温が下がれば下がるほどそのスピードは早くなる。」

雷月の被っていたフードが外れた。

錦糸のような金色の髪。目鼻のはっきりした欧米人のような美しさと儚さをもつ少女だ。

「待ってて」

炎月を握らせて身体を温める。


炎月の頬がピクリと動いたと思えば

「!!」

雷月が斬魄刀を振り上げた。

私は間一髪避けることができた。

雷月が炎月を振りかざす

『残念、雷月には扱えないぜ。』

炎月から炎は出ない。

しかし斬魄刀をそのまま手に持ち攻撃してくる。

「この霧の中じゃぁね……」

肌寒くなるのを感じた

雷月の動きが鈍くなった

「雷月。もうあなたは私に負けたのよ。」

斬魄刀の切っ先に触れると斬魄刀が雷月の手から消えた。

そして雷月の右手にある斬魄刀―彼女自身に触れた。

ビリビリと身体が痺れる

「は……して」

初めて雷月の声を発した

「離して!」

一層身体に電流が流れる

雷月は身体の拘束から逃れようとしている。

「離して!!!」
「離さない!!」

雷月が私を見た。

「やっとこれでお話できる。」

雷月が目をそらした。

「僕に触るな!!」

電流が走る。

そのとき、雷月の顔を見るとはっとした表情をした後、抑え込むようにして身体を丸めた

「なぜ離さない……」
「こんなに近くで話すチャンス逃してたまるもんですか!だからこの電流なんとかできないかしら。」
「………」
『私を使って!』

花月の声と共に斬魄刀が現れる。

解号を唱えると花月は変化した。
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