第47章 死神代行消失編~謎の少女~
「レミリアちゃん、今のって?」
「天月三席の卍解の技【天の理】は始解してから相手を"斬りかかった"回数分の斬撃を解号と同時に行います。対象は目の前にいる者。そして私の斬魄刀、紅魔ノ乙女の卍解の能力の一つ【血濡乙女】は攻撃を受けてダメージを負った傷を相手に移す技です。その際、身体や刀身が血で濡れていればダメージを多く与えられます。」
「なんか……【返撃大華砲】と似てるね。」
【天の理】は始解をしてから自分が斬りかかった回数の斬撃を解号を行うことで一度に行う
【血濡乙女】は己の怪我を相手に移す。身体や刀身が血で濡れていれば威力増
【返撃大華砲】は霊力を奪い、そのまま相手に攻撃として返す。
「お互いに戦いたくない相手だね……」
「はい、出来れば避けたいですね。……お怪我はありませんか?」
「うん、レミリアちゃんは?」
「傷は天月ちゃんに全て移したので大丈夫です。」
しかし、卍解に慣れてないせいか霊力がかなり減っているし疲れているようだ。
「ありがとう、レミリアちゃん。助けてくれて。」
「いいえ。これが私たちの仕事ですから。」
天月ちゃんの体は消えた。
「…落ち着いて来たね。」
霊骸の霊圧は全て消えた。
今の時点ではこちらの勝利か、あちらが逃げたのかわからない
いや、現世から霊骸を追い出したことはこちらにとって勝利か。
「とりあえず、商店に戻ろう。」
商店に戻り、怪我をした隊員の手当をする。
「止血と痛み止め、気休めにしかならないですが。」
「いやぁ、お前の治療は普通によく出来てると思うぜ。」
「当たり前でしょう。阿散井"副隊長"。"隊長"の霊力の扱い、舐めちゃいけません。」
とレミリアちゃんが威圧的な声で言った
「涼風さん……す、すいません」
恋次がタジタジなのが面白い。
「隊長、あちらの部屋で隊長各位が集まってます。今後の話をするそうですよ。」
「じゃあ恋次の怪我の手当てお願いね、レミリアちゃん」
「え、涼風さんがするんスか!?」
「何か問題でもありますか?阿散井副隊長。」
「ありません……」