第47章 死神代行消失編~謎の少女~
「隊長、斬魄刀頂きますね」
花月は元に戻り、始解が溶けてしまった
ようやく力が入るようになったが、縛道で縛られた上に刀を奪われてしまった。
「月が出てる夜は、月光の光の量によって持続時間は異なりますが、対象を無力化できるんです。それなりに難しいので、原種はまだ会得してませんけれど。」
「俺の斬魄刀の能力見せられずにすいません。……ま、せっかくなんでとどめ刺します。」
と東雲四席の斬魄刀が私に向かってきた。
「それで勝ったつもり?」
「何……?」
「破道の九十一【黒棺】」
目の前で東雲四席が黒い筒に包まれる。
「…この状態で鬼道……しかも九十番台詠唱破棄!?」
黒棺が解かれるも中に東雲四席の姿は無かった。
「さすが……隊長ですね。」
「驚くこともないでしょ。割とよくするじゃない。それに、忘れたわけじゃないよね?私の斬魄刀のこと。」
しっかりと私の斬魄刀を握る天月ちゃん。
私の斬魄刀は私の手になくても霊力の届く範囲ならば難なく攻撃できる。
手元に斬魄刀が無くても霊力が届く範囲にあればこの手に戻ってくる。
「……しまった!」
「雷月【雷刀】」
「やぁぁぁあ!!」
雷月はお構い無しに自分の霊力を出した。
天月ちゃんが電流に焼かれる。
「……ッ!!」
なんとか斬魄刀を離した天月ちゃんは床にひれ伏している。
「花月、鬼道を解いて」
蔓が縛道の霊力を吸い取ることで拘束が外れた。
「天月ちゃん、これでおしまいよ」
「……世たちが隊長の力を甘く見てるはずが無いでしょ……こんなの予想の反中ですよ。」
と立ち上がる天月ちゃん
「【月下の理】」
まただ、また力が出ない
今度は何をしてくる?
「【天の理】」
その瞬間私の目の前に誰かが立った
本物のレミリアちゃんだ。
レミリアちゃんは一瞬にして身体がボロボロに裂かれて血飛沫が飛んだ。
身体が動くようになり、私はレミリアちゃんの名前を叫んだ
「レミリアちゃん!!」
するとレミリアちゃんは満身創痍で立ち斬魄刀を天月ちゃんに向けた
「卍解 【血濡乙女】」
そう言うと、レミリアちゃんの身体に垂れていた血が消えた。
かと思えば
天月ちゃんが血飛沫を上げて倒れた
「……ふぅ…大丈夫ですか?隊長」