第47章 死神代行消失編~謎の少女~
「このまま現世にいたってなんの解決にもならねぇ。今この時にも偽者の俺達が何食わぬ顔で瀞霊廷にいる。奴らに好き勝手させるわけには行かねぇ!」
「同感だ。偽者が朽木家の当主を名乗り、平然と座しているなど許せん。」
「瀞霊廷を偽物などに譲ってたまるか。」
「めんどくせぇ!俺は戦えたらなんでもいい!」
隊長たちが各々意思をぶつける。
「はいはい、皆さん、それぞれ思う事はあると思いますがまず状況整理から始めましょう。」
「大丈夫ッスか?ポインティさん仕切れます~?」
「……喜助さん、バトンタッチ!」
「アタシは隊長でもなんでもない、駄菓子屋の店長ッスよ~なーんにも関係ないじゃないですかぁ」
と言ってる喜助さんを無理やり前に出した
「なんでこいつが仕切るんだよ」
「まぁまぁ。どうせ一番良い案を出してくれるのも喜助さんなんですから~ささどうぞ」
喜助さんは少しため息をついて仕切り始めた
「今宵の戦いでこちら側の戦力がごっそり抜けたと言っても過言ではないでしょう。次に尸魂界から侵軍、それも隊長格が来たら…最悪の場合を考えておくべきッス。さて、先程の皆さんの話を聞いていると、詰まるところ、尸魂界を奪還したい、そう仰ってるってことで間違い無いッスか?」
「当たり前だ。穿界門さえ開くことが出来るならば今すぐにでも戻りたい。」
「…兄には出来るのだろう?穿界門を開くことが。」
「黒崎一護たちが尸魂界へやって来れたのも貴公のお陰だったな。」
「はい、出来るッス。けど、少し時間をください。今晩、一夜だけ。今、断界を通っても無事に尸魂界へ帰れる確率は限りなく0に近い。その0を信ずるよりも、一夜明けた明日の朝、少しでも確率を上げて断界を通る方が良いと思いませんか?」
「侵軍の野郎共も、帰ったばかりだ。今夜再びこちらに来る事は無いだろう。俺は賛成だ。」
「異論はない。」
「あぁ。」
「けっ……どうでもいい」
「では、朝まで暫し待たれてください。えーと、尸魂界に戻るメンバーはどうしますか?」
「副隊長の殆どは戦闘不能だ。今戦える者も皆連れて行くのは現世を危険に晒すことになる。」
今、戦闘可能な副隊長を考えた
「私は残ります。」
「なに?」
「現世を守るのが一番隊の仕事です。」
「ポインティサン以外の隊長さんたちが尸魂界へ行くってことでよろしいッスか?」
