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【BLEACH】

第46章 original~霊障篇~


彼女は暫くすると眠りにおちた。

「おひいさまが取り乱されてアロマをつかいました。」
「まあそれは。」

部屋に入ってきたのは太田さんだ。

「平林さんもお辛いことでしょう。応接室で休まれてください。」
「ええ、そうします。」

彼女に布団をかけて、皆が退出した。


アロマキャンドルを手鏡に向ける。とレンの声がした。

『話は聞きました……なんですかそれ。』
「これを分析してほしい。」
『涼風五席に渡します。』

キャンドルが鏡に吸い込まれた。

一言二言、レンと会話しその場を離れた。


「リン、みんな、少し良い?」

皆と合流する。 リンは中での話を既にし終えていた。


「道祖神の正体を突き止めたい。」
「それって、神様の所に行くってこと……だよね。」

織姫さんが不安げに言った。

「神ではなく、神と崇めている"何か"だろう。地方の自然神なんてそんなものだ。」
「"何か"がまずいもんかもしれねえだろう。虚や破面かもしれねぇし、もっと得体の知れないもんかも。」
「で、でもっ、本当に神様だったら……?死神がいるんだもん、そういう存在がいたっておかしくはないよ?」

まぁたしかにそうとも言う。

「私はごく一般的な日本人の感覚だったんだよね、数年前までは。どんな宗教も死後の世界と深い関係にあるけどその真理にたどり着いた今、そういう存在がいない、いや、私達人間が想像するようなものはないと思ってる。」
「神様はいない……てこと?」
「人間にとっての最大の恐怖である死。弱い人間がその恐れから"目を背ける"ために人間の手によって作り出された偶像。これが、現世で信仰対象になっているものの全てだと思う。……でも、尸魂界にも祠や神社はあるわね。」
「ありますよ。キリちゃんや伊勢副隊長のご実家もそういったところですし。」
「死後の世界でもそういった信仰があるのが不思議よね。そう思えば、やっぱり神様みたいな存在っているのかしらね。……蓮美の記憶も細かいものは欠落してるから、尸魂界の信仰事情に詳しくないのよね。」

リンに向き合う。

「"尸魂界の人間"としての意見はどう?」
「えっ、神が存在するかどうか、ですか?」
「あぁ、まぁその話は難しいんでまた今度で構わないわ、私が聞きたいのは今回のラスボスと謁見しても良いか。」

彼女は少し間を置いた。
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